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登録日:2026/5/22

トラウマとマインドフルネス: 心理療法・ソーシャルワーク・仏教瞑想が照らすケアの本質と回復への道のり

出版社
北大路書房
発売日
2026/3/23
ISBN
9784762833199
ASIN
4762833193

補足情報

openBDに収録されている書誌情報を表示しています。

ページ数
340ページ
価格情報
3,800円(税抜)

内容紹介

心の傷/社会の痛みにどう向き合えるのか。安全・信頼・関係性を土台に,個人の癒しから社会的包摂へとひらくケア実践の道筋を示す。

目次を表示

はじめに トラウマとマインドフルネスを見つめ直す   序章 トラウマとマインドフルネス:交差する2つの潮流  1 紆余曲折のトラウマ研究  2 岐路に立つマインドフルネス  3 本書の構成 第1部 理論編 第1章 トラウマとは何か  1 心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは何か  2 トラウマの本質的側面 第2章 トラウマと社会  1 子どものトラウマ  2 世代を超えるトラウマ  3 社会に組み込まれたトラウマ 第3章 トラウマ臨床の基本的枠組みとマインドフルネス  1 トラウマ治療の原則  2 トラウマ治療の「段階モデル」  3 PTSD とマインドフルネス  4 トラウマ臨床における逆転移とマインドフルネス 第4章 トラウマをめぐるマインドフルネスの功罪  1 マインドフルネスの効果メカニズム  2 マインドフルネス実践現場の歪み  3 マインドフルネスへの誤解  4 マインドフルネスの有害事象研究 第5章 仏教瞑想からとらえたトラウマ(1):苦悩,記憶,縁起への視座  1 苦しみとしてのトラウマ  2 仏教瞑想における気づきと記憶の力  3 トラウマ理論と仏教的視座の交差 第6章 仏教瞑想からとらえたトラウマ(2):呼吸と再統合プロセス  1 呼吸とトラウマ:アーナーパーナ・サティの治癒的構造  2 呼吸と再統合:マインドフルネス実践の深層構造  3 マインドフルネスを生きる:トラウマ回復と修行のライフスタイル 第2部 実践編 第7章 トラウマに配慮したマインドフルネス実践  1 なぜトラウマへの配慮が必要なのか  2 感情と身体感覚に配慮したマインドフルネス  3 プログラム構成と指導上の配慮 第8章 マインドフルネスによる強い心身反応への対処法  1 マインドフルネスの智慧  2 トラウマ反応の対処法  3 変性意識の対処法  4 スピリチュアル・バイパッシングの対処法  5 核となる援助関係 第9章 仏教瞑想にもとづくトラウマ支援(1):寄り添いと語りの臨床実践  1 ブッダはどのようにトラウマに向き合ったのか  2 ブッダのトラウマ対応を支えた修行体験  3 呼吸を見つめるむずかしさと秘められた可能性  4 記憶の3タイプと息づかいを用いた探求的エクササイズ  5 トラウマに寄り添う対話構造と倫理性  6 幸福の教えとケアを介した世代間伝達へのまなざし 第10章 仏教瞑想にもとづくトラウマ支援(2):多様な瞑想法  1 呼吸への気づきと進化へのまなざし  2 解脱体験と悟りによって開ける視界  3 解脱から思いやりへ  4 レーズンの祈り:全人的なトラウマケアの統合に向けて 第11章 差別や排除によるトラウマとマインドフルネス  1 外向マインドフルネス  2 社会変革とマインドフルネス  3 “bigger than self”:マインドフルネスストレス低減法(MBSR)の進化  4 システミック・トラウマに向き合うマインドフルネス実践  5 性的マイノリティとマインドフルネス 第12章 トラウマ臨床におけるマインドフルネス  1 第一段階:トラウマ症状の緩和と安定  2 第二段階:トラウマ体験の統合(言語化)  3 第三段階:自我強化と実存的価値観の修復  4 第四段階:今後のトラウマへの予防 終章 今,ここに共に在る智慧  1 トラウマとマインドフルネスの交差点  2 社会の傷とマインドフルネス  3 癒しの美学 日本文化とマインドフルネス  4 今,ここに共に 謝辞 資料:PTSDの症状および診断の要約 参考文献 人名索引 事項索引

著者略歴を表示

池埜 聡

池埜 聡(いけの・さとし) 2005年:カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院社会福祉学科博士課程修了 現 在:関西学院大学人間福祉学部教授(Ph.D.) □主著 『福祉職・介護職のためのマインドフルネス:1日5分の瞑想から始めるストレス軽減』(中央法規出版,2017年) 『ケアマネジメントにおける援助関係の軌跡:クライアントとの間にあるもの』(共著)(関西学院大学出版会,2017年) 『犯罪被害者支援とは何か:附属池田小事件の遺族と支援者による共同発信』(共著)(ミネルヴァ書房,2004年)

井上 ウィマラ

井上ウィマラ(いのうえ・うぃまら) 1959年:山梨県生まれ 京都大学文学部哲学科宗教学専攻中退 現 在:マインドフルライフ研究所オフィス・らくだ主宰 □主著 『呼吸による気づきの教え』(佼成出版社,2005年) 『看護と生老病死:仏教心理学で困難な事例を読み解く』(三輪書店,2010年) 『子育てから看取りまでの臨床スピリチュアルケア』(興山舎,2019年) 『瞑想脳を開く』(共著)(佼成出版社,2007年) 『スピリチュアルケアへのガイド』(共著)(青海社,2009年) 『私たちはまだマインドフルネスに出会っていない』(共著)(日本評論社,2022年) 『心理臨床における「あの世」のゆくえ』(共著)(春秋社,2024年) 『呼吸による癒し:実践ヴィパッサナー瞑想』(翻訳)(春秋社,2001年) 『死にゆく人々と共にあること:マインドフルネスによる終末期ケア』(監訳)(春秋社,2015年) 『仏教心理学キーワード事典』(編著)(春秋社,2012年)

大谷 彰

大谷 彰(おおたに・あきら) 1985年:米国West Virginia University 大学院カウンセリング心理学科博士課程修了 現 在:米国Waypoint Wellness Center クリニック サイコロジスト(教育学博士) □主著  『カウンセリングテクニック入門』(二瓶社,2004年) 『マインドフルネス入門講義』(金剛出版,2014年) 『マインドフルネス実践講義:マインドフルネス段階的トラウマセラピー(MB-POTT)』(金剛出版,2017年) 『プロカウンセラーが教える対人支援術:心理・医療・福祉のための実践メソッド』(金剛出版,2019年) 『現代催眠原論:理論・臨床・検証』(共著)(金剛出版,2012年) Mindfulness meditation and hypnosis in clinical practice: An integrated approach. In The Routledge International Handbook of Clinical Hypnosis (pp.806–822.).(Routledge, 2024年) 『治療関係がセラピーを有効にする:エリクソン,ロジャーズ,ポリヴェーガル理論の交響』(共著)(星和書店,2025年)

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